中原 中也 作
読み手:松岡 初子(2021年)
Ⅰ
幼年時
私の上に降る雪は
真綿のやうでありました
少年時
私の上に降る雪は
霙のやうでありました
十七―十九
私の上に降る雪は
霰のやうに散りました
二十―二十二
私の上に降る雪は
雹であるかと思はれた
二十三
私の上に降る雪は
ひどい吹雪とみえました
二十四
私の上に降る雪は
いとしめやかになりました・・・
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