閉じる
宮沢 賢治 作
読み手:谷岡 理香、室由 美子(2008年)
ご利用のブラウザではこの音声を再生できません。
よだかは、実にみにくい鳥です。 顔は、ところどころ、味噌をつけたようにまだらで、くちばしは、ひらたくて、耳までさけています。 足は、まるでよぼよぼで、一間とも歩けません。 ほかの鳥は、もう、よだかの顔を見ただけでも、いやになってしまうという工合でした・・・