ベアトリクス・ポッター 作 大久保 ゆう 訳 みずかきジェマイマのはなし読み手:塚田 悦子(2023年) |
ラルフと ベッツィに おくる まきばの はなし
ほんと おかしな えづらですよね。 ほら、 あひるのこが めんどりと いっしょに いるんですよ!
―― いまから はなすのは、 みずかきジェマイマの ものがたり。 このあひるさん、 まきばの おくさんが じぶんに たまごを かえさせてくれないと、 なやんでおりました。
だんなの おねえさんの みずかきリベカは、 たまごを あたためるにしても はじめから だれかに まかせっぱなしで ――「わたし こらえしょうが ないから、 28にちも たまごのうえに すわりきりだなんて むり。 そうでしょ、 ジェマイマ。 あんた いつも さましちゃうじゃない、 ほら!」・・・
・この作品は青空文庫に提供されています。
◇翻訳者:大久保 ゆう
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