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北大路 魯山人 作
読み手:加藤 供子(2020年)
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われと来て遊べや親のない雀 痩蛙まけるな一茶是に有り
一茶自身の運命にも、なにかそうしたところがありはしなかっただろうか。 それはともかくとして、その書であるが、素質的にいって、大徳寺代々のうちでの随一の能書家(これは私の独断であるが)春屋禅師の書、池野大雅の書、良寛和尚の書、茶人元伯、原叟などの書などと共通なところを持っているかのように思われる・・・